日頃より当会の活動にご理解ご協力賜り心よりお礼申し上げます。

　本年度で団体発足より２５周年を迎えることができました。この間、大きな事故もなく活動を続けることができたのはひとえに会員の皆様、職員の皆様、ボランティアの皆様、当会のサービスを信頼して利用してくださる利用者の皆様、そして当会の事業所を暖かく見守ってくださる地域の市民の皆様のおかげであると実感しております。

　この四半世紀の活動の節目を迎えるにあたり、会員の皆様にご報告しなくてはならないことがございます。設立より当会を牽引していた永井久美子氏が、理事長を退任することとなりました。氏の気力は理事の誰よりも溢れているのですが、時間の流れは誰にも止めることができず年齢と体力的な事情によるものです。理事会の切なる願いで、後進理事の育成と当会の今後の未来を照らしてくれるメンターとして理事には留任してくださることになりました。氏のリーダーシップがなければ、旭市において利用者が選べるサービスの一つとして存在し、他組織が運営する地域社会資源とともに多様な地域生活支援システム作り寄与することはできなかったと思います。氏の暖かい人柄によりご協力してくだっていた会員の皆様も多いと思いますが、どうか変わらぬご支援の程お願いできれば幸いです。

　平成２９年度からの理事体制ですが、理事長：櫻井孝二、副理事長：菅谷紀子（ひまわり工房管理者）、副理事長：和田大史（グループホーム世話人）、理事：永井久美子、理事：宇田川恵美子の５名で当会をマネジメントしていくこととなりました。前年度の理事とともに当会の方向性については練り上げてきたものを会員の皆様に文書でお送りいたしますのでここでの説明は割愛させて頂きますが、日本の財政難、少子高齢化社会、ケア概念の変化が進む中、「不易流行」（流行の中に不易が、本質的なものが真にあらわれるという考え方）を胸に活動を進めていきたいと思っております。手と手を取って。

　　　　　　　　　　　　　　　　　平成29年7月吉日

　　　　　　　　　　　　　　NPO法人はんどいんはんど東総

　　　　　　　　　　　　　　理事長　櫻井孝二